
沖縄の「おばあ」はなぜあれほどかわいいのか。
本当に年上の方に向って失礼だとは思うのですが、肌なんてつやつやとして、沖縄の人だからといって、真っ黒に日焼けしているということでもなく、健康的に輝くような肌をしているのですよね。
それに、沖縄のおばあは、よく笑うしよく話をする、それに、よく踊るし、よく働く。
働き者のおばあは、家族みんなから愛され、大切にされている、という感じが、沖縄の家からは、ひしひしと感じるのです。
なぜでしょう。
私にもおばあちゃんがいたし、今だって、近所におばあちゃんはいるのですよ。
でも、沖縄のおばあは、本当にかわいいし、若いし、思わず抱きしめたくなるような感じすらするのです。
でも、このおばあたちは、むやみに笑っているわけでもなく、まして、本土決戦のあった沖縄は、暗く悲しい歴史も持っています。
おばあたちだって、若いときには、ひめゆりのように、戦争に振り回された年代だろうと思います。
親しき人、また血のつながった人々を戦争でなくし、その中でも、サトウキビ畑と一緒に強く逞しく生きてきたおばあたちは、本当に人間として強く、優しく、深い辛さを知っているからこそ、ああやって笑っていることが出来るのだな、と思います。
食べることは薬を飲むのと同じこと。
そういって黒糖やゴーヤーや、豚足やラフティを、体のために調理して、体のために食べてきたおばあ達がきれいなのも、当たり前なのかもしれないですね。
幼い頃からビタミンやカルシウム、ミネラルを豊富にとってきた沖縄のおばあの肌は、きっとそういった成分を沢山食べてきたからかもしれないですね。
自然の恵みと、現代の幸せに感謝しながら食事をするおばあを見ていると、美しいのは当たり前だと、本当に感じてくるのです。
悲しい歴史をばねにして、悲しい事があったから、余計に笑えるようになる、という、食堂のおばあの話が忘れられません。
おばあが大好きだという黒糖を食べている顔は、まるで少女のようだと思った私でした。
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